シーラント | 奥歯のかみ合う面にできる虫歯の予防方法で、あらかじめ虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めるやり方です。生えて間もない奥歯の永久歯は虫歯に成りやすいので、この方法は有効です。 |
サポライド塗布 | 軽い虫歯の進行を抑えるのに有効です。虫歯の抑制と象牙質の近くを鈍くすることを目的とした薬(フッ化ジアンミン銀の溶液)を塗布します。 |
指しゃぶりは× | 柔らかく弱い乳幼児期の歯や歯茎は、指しゃぶりによって変形する恐れがあります。そうなると幼児期に前歯が噛み合わなくなったり、歯並びや噛み合わせに問題が起きる可能性があります。 |
乳児が虫歯になりやすいのはなぜ? | |
一人で上手に歯磨きができないため、プラークコントロールが不十分になることが一番にあげられます。また、乳歯は永久歯に比べ、エナメル質も象牙質も半分の厚さしかありません。 歯磨きを習慣にして、仕上げ磨きをするときに、歯の表面が白っぽくなっていないか、歯の溝が黄色くなっていないかなどをしっかり観察してください。おやつは砂糖をなるべく使わない物を。就寝前に飲んだり食べたりする癖をつけないようにしましょう。 定期的に受診して、歯とお口のチェックを受けるといいでしょう。 |
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妊娠中は虫歯が増えるって本当? | |
虫歯になりやすい環境になることは事実です。 原因は 1)つわりで歯みがきが不十分になりやすい。 2)お口の中が酸性になり、唾液の量が減り、虫歯の菌が活動しやすい環境になるということです。 |
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妊娠中に歯の治療はできますか? | |
安定期(妊娠5〜7ヶ月)が最も治療を受けるのに適した時期です。 必要があれば産科医と連携し、治療を行っています。 | |
●歯の再石灰化を促進します。歯を構成しているカルシウムやリンなどが酸により歯から溶け出し、虫歯になります。フッ素には唾液中のカルシウムやリンを沈着させて元に戻す働きがあり、これを再石灰化といいます。 ●フッ素が歯にとりこまれ、強い歯を作るフルオロアパタイトを形成し、酸に溶けにくい丈夫な歯を作ります。 ●虫歯の菌が酸を作るのを抑制する。 |
● 歯科医院でのフッ素塗布だけでなくおうちでもフッ素を利用しましょう。 ● フッ素の後は30分は飲食はしない方がいいでしょう。 ● 大切なのは濃度よりも定期的な使用(回数)です。 ● フッ素を塗る前に歯ブラシをしっかりして、プラーク(汚れ)を落としましょう。 |